<<参考情報>>reference
・1703年開創との情報あり。
・長野県松本市および近隣に点在。
・半分ほどは信州筑摩三十三観音との重複。
・道程は松本市内の大安楽寺から始まり、初段では松本市南部エリアを訪ねる。中段では市の西エリアに戻り安曇野市へと。その後さらに北上し筑北周辺まで行くことになる。最後は再び松本市に戻るルートとなる。
<<ぷち情報>>petite info
旅の舞台は国宝松本城のある町。
信濃府三十四観音霊場は松本市を中心にその近隣に広がっている。お隣の信州筑摩三十三観音とは1/3ほどが重複
しており、信濃府三十四観音霊場は松本市の北エリアが守備範囲?となっているよう。
今回の口絵の大安楽寺は、信濃府三十四観音霊場の第一番札所。車を降りると、立派な山門と大きな石像が出迎えてくれる。山門を潜るとその本堂に圧倒される。本堂の下層部は一般的な造りながら、この本堂の上に三重塔の最上層が乗っているような不可思議な建造物に迎えられる。しばし時のたつのを忘れ見入ってしまうほどである。