会津十二薬師

会津十二薬師 水彩画 大正寺 休日画人の古刹めぐり

会津地方には。

日本遺産として登録された会津三十三観音だけではなく、その他にもさまざまな霊場が現存しています。

今回の旅の舞台である会津十二薬師霊場は、徳一上人により開創といわれる会津五薬師を包含した十二ヶ所の薬師霊場で構成されています。徳一上人とは、最澄・空海と同時代に活躍し、最澄・空海との論争がいまも伝記として残っているといわれる時代のスーパースター。十二薬師霊場の成立は近代で1991年の開創となっています。

今回の口絵の大正寺は、会津十二薬師霊場の第二番札所。絵は山門をフレームとして、本堂を真正面に見る構図で描いています。

by 休日画人