<<参考情報>>reference
・1702年(元禄十五年)以前の開創との情報あり。
・埼玉県桶川市、北本市、上尾市、さいたま市および近隣に広がっている。
・札元は知足院。午年開帳。
・道程は桶川市の札元知足院からスタート。まずは東方に進みながら、続いて北西に進みながら、札所を重ねていく。中盤には一度戻り、後半は南東エリアへ向う。上尾市、さいたま市とめぐり歩き、結願を迎えることになる。
<<ぷち情報>>petite info
足立坂東三十三観音(北)霊場は江戸中期に大宮宿の北側エリアに形作られた坂東三十三観音の写し霊場である。
今回の口絵の知足院は、足立坂東三十三観である。音(北)霊場の第一番札所。ゆるやかな傾斜地の段上に境内がある。参道に足を踏み入れると、右手には何十体ものたくさんの石像が立ち並び参拝者をお出迎え。本堂が真正面の一番奥に在し、その左手に観音堂と六地蔵を配した伽藍となっている。