信州筑摩三十三観音

信州筑摩三十三観音 水彩画 廣澤寺 休日画人の古刹めぐり

ビックリ~。筑摩県ってあったんだあ~。

 今回の舞台は信州筑摩。信州はわかるけど、、、筑摩って???

ウィキペディアで調べてみると、

1871年(明治4年)に飛騨国および信濃国中部・南部に筑摩県が発足。県庁は松本市丸の内に松本城に設置された、と。さらに遡ること、大宝律令の時代に束間評から筑摩郡と改められたとあり、古来「つかま」と読んでいたようである。

信州筑摩三十三観音霊場は、そんな筑摩郡に広がっている観音霊場である。まさに山国。急峻な峰々が前後左右から迫り、札所も山懐に包まれたような場所に多く、立派な寺院に巡り合える。

今回の口絵の廣澤寺は、信州筑摩三十三観音霊場の第一番札所。山門前の長~~い階段を息を切らせながら上り詰めた先に境内がある。絵は本堂を右手に見ながら正面奥には観音堂、ちょい左手前に鐘楼が。朝方の凛とした空気に包まれた境内にはモノトーンの配色が合っている気がする。

by 休日画人