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益田西国三十三観音


 

<<参考情報>>reference

・1839年(天保十年)禅昌寺住職らが開創との情報。

・岐阜県下呂市をはじめ旧益田郡に点在。

・堂宇が主体として構成されている。のぼり旗が目印となり場所の特定がしやすい。

・巡拝は下呂市金山町の玉龍寺から始まる。まずは飛騨川沿いに北上しながら札所を打つ。中段で飛騨川を離れ東エリアの尾城山の麓の札所をめぐる。その後再び飛騨川にもどり下呂市中心街へと。後半はさらに川を北上し小坂町まで上る。結願は再び下呂市中心街で迎えることになる。

 

 

 

<<ぎゃらり>>gallery

 

 

 

<<ぷち情報>>petite info

この土地では益田『ました』と読むらしい。

旅の舞台は岐阜県下呂市およびその近隣。この地は870年に飛騨国大野郡の南部を分割して益田郡が置かれたとなっている。飛騨川が織りなすV字谷、そして急峻な山々。人は平坦な土地に集まり、さらに斜面を切り開き暮らしをたててきている。そんな益田郡一帯に点在しているのが益田西国三十三観音霊場である。ほとんどが御堂で構成されているも、のぼり旗がありわかりやすくなっている。御堂も手入れがされており、各地元で大切に守られて来てることがうかがえる。

今回の口絵の善応堂は、益田西国三十三観音霊場の第四番札所。飛騨川沿いに走る国道41号線から東の山に分け入った上り坂途中の傾斜地にある。道路脇にひょっこりと佇み、地元の安寧、人々の営みを見守ってきてくれている。そんな可愛らしい情景の多い益田西国観音霊場を今回はセピア風の色彩で統一し描き上げている。

 

 

 

益田西国三十三観音 水彩画 リストA 休日画人の古刹めぐり
益田西国三十三観音 水彩画 リストB 休日画人の古刹めぐり

 

 

 

<<りすと>>list

益田西国三十三観音 水彩画 リスト 休日画人の古刹めぐり