KAMINOYAMA33

上山三十三観音


 

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・1733年(享保十八年)快全上人による開創との情報。

・山形県上山市の市内に点在。

・多くが堂宇で構成され一部は置賜三十三と重複する。地元開発工事で一部立入不可の箇所もある。

・スタートは上山市中心部の上山観音から。前段は南エリアそして東エリアへ。いくつもの沢をなでるように札所をめぐっていく。里山とマッチしたかわいい堂宇が多い。後半は北東エリアへ移り、最後は上山市の中心部へと戻ってくる。里山の風景にたいへん癒される。

 

 

 

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<<ぷち情報>>petite info

かみのやま温泉は奥羽三楽郷のひとつ。

そんな有名な温泉を有する上山市が今回の旅の舞台。上山三十三観音霊場は市の広範囲に広がっています。みな重厚な寺院ばかりではなく、里山にちっちゃな堂宇がチョコンを座っているような場所も多々あり、そんな哀愁を感じさせる風景が上山観音霊場の魅力のひとつにもなっています。

今回の口絵の下関根観音は、上山三十三観音霊場の第九番札所。ここにもチョコンと佇む可愛い堂宇がひとつ。遠くから見ても一目でわかるような田んぼの中の一軒屋。御堂の前に立つと大きな桜の木をはべらせながらずっと悠久の時を刻んできたというような存在感を感じさせてくれます。遠方には奥州の山々が織りなす雄大な峰々の姿。癒される風景が広がっています。

 

 

 

上山三十三観音 水彩画 リストA 休日画人の古刹めぐり
上山三十三観音 水彩画 リストB 休日画人の古刹めぐり

 

 

 

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上山三十三観音 水彩画 リスト 休日画人の古刹めぐり