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奥の細道三十三観音


 

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・1985年(昭和60年)に『奥の細道』を題材として選定。

・福島県、宮城県、山形県に広がっている。

・巡拝は仙台市の陸奥国分寺から始まる。前段で宮城県の東エリアを、続いて山形県の西エリアをめぐる。終盤は福島県内を南下し白河市で結願を迎えることになる。

 

 

 

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「奥の細道」と聞けば、なぜが一句口ずさみたくなるもの。

日本史の授業、そして古文で習ったことを思い出す方も多いことでしょう。芭蕉と曽良による奥州行脚は1689年の出立と云われるのでもう330年の以前のできごと。しかしながら今回の旅の舞台である「奥の細道三十三観音」は1985年(昭和60)に新撰。まだ30年程度の歴史で実は観音霊場としては新しいもの。とは言え、選定においては奥の細道沿岸にある名刹と言える寺院から厳選されていることから、個々充分な歴史と充分な見応えを保証してくれます。

今回の口絵は瑞巌寺は、奥の細道三十三観音霊場の第四番札所。云わずと知れた伊達正宗の霊廟。国宝に指定されている。一国一城令のあった江戸期において正宗は瑞巌寺に城としての機能を想定して建築させたとも云われています。要衝地にあり防衛機能の優れた立地にあり、目の前は観光の名所「松島」。まつしまや あゝまつしまや まつしまや。

 

 

 

奥の細道三十三観音 水彩画 リストA 休日画人の古刹めぐり
奥の細道三十三観音 水彩画 リストB 休日画人の古刹めぐり

 

 

 

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奥の細道三十三観音 水彩画 リスト 休日画人の古刹めぐり