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御蔵入三十三観音


 

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・1698年(元禄十一年)に成立との情報。

・福島県の南会津郡一帯に点在。

・堂宇比率が高い。

・道程は只見町の成法寺からスタート。東方の会津美里町に向かいながら札所を訪ねていく。ここから南下し、下郷町、南会津町へと駒を進め、比較的集落に集中している札所をめぐっていく。結願は一山を越えるが同じ南会津町和泉田の『泉光堂』で迎える。事前準備が必須である。

 

 

 

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「御蔵入」とは?
「御蔵入」の名称は、江戸時代この地域が幕府直轄地であり、年貢米が幕府の御蔵に直に納められる意からこう呼ばれている。正式には、「南山御蔵入領」として南会津郡全域から栃木県藤原町の五十里湖までの約五万五千石の地域が該当しているたようである。
今回の口絵の成法寺観音堂は、御蔵入三十三観音霊場の第一番札所。茅葺の屋根が富に時代を感じさせる。豪雪地帯の証左であろう、屋根の重みを支えるため御堂全周外柱が建ち、屋根を支える構造となっている。絵はセピア色で全箇所で統一感のある風合に仕上げてみた。

 

 

 

御蔵入三十三観音 水彩画 リストA 休日画人の古刹めぐり
御蔵入三十三観音 水彩画 リストB 休日画人の古刹めぐり

 

 

 

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御蔵入三十三観音 水彩画 リスト 休日画人の古刹めぐり