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岩手三十三観音


 

<<参考情報>>reference

・平成15年(2003年)10月開創と云われる

・岩手県の広域に分布

・小坊主の立て看板が目印

・巡拝のスタートは北上市の極楽寺から。ここから岩手県内を右回りに大きくグルッと一周することになる。まずは北上しながら盛岡へ向う。次にここから東進し三陸海岸の宮古に出る。続いて海岸線を一挙に南下し陸前高田へ。この周辺には多くの札所が集まっている。札所を打ちながら西進し奥州街道へと移動。最後は再び北上し奥州市江刺区の興生寺で結願となる。

 

 

 

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「岩手」は鬼伝説から?
北海道を除き、日本の県の中では最も広い面積を誇る岩手県。名前の由来は地元に伝わる鬼伝説から来ていると云われる。
昔、羅刹鬼(らせつき)という鬼が暴れまわり、地元の人神様にお願いしたところ、神様が鬼をこらしめ、「二度とここに来ない約束をせよ」と命じ、忘れられないように鬼に三つの大きな岩に手形を押させたと。その「岩に手形」から、「岩手」という地名が生まれたと伝えられており、鬼の手形は現在も「三ツ石神社」として祀られていると。 また文献上に表れるのは、平城天皇の御代に陸奥国磐手の郡から献上された鷹を愛で、帝がつけた名前「磐手(いはて)」(大和物語)が最初という。いずれにしても古い時代から受け継いできている名称である。そんな土地に平成に開創されたのが今回の観音霊場である。
今回の口絵の長円寺は、岩手三十三観音の第十六番札所。城壁のような高台に境内がある。長い石段、参道の両脇には杉の大木が育っており、寺の歴史を感じさせてくれる。杉の大木から垣間見える石垣、山門の風景を描きとっている。

 

 

 

岩手三十三観音 水彩画 リストA 休日画人の古刹めぐり
岩手三十三観音 水彩画 リストB 休日画人の古刹めぐり

 

 

 

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岩手三十三観音 水彩画 リスト 休日画人の古刹めぐり