<<参考情報>>reference
・1689年(元禄二年)観照住職が忍領西国33と共に創設。
・埼玉県の熊谷市が中心で、一部行田市、深谷市に点在。
・廃寺も数カ所あり。
・スタートは熊谷市の龍昌寺から。まずは市街地の札所をめぐり次第に郊外に移る。前段では熊谷市北部エリアを練り歩くことに。後半は西側エリアをめぐり、結願は街中で迎える。
<<ぷち情報>>petite info
忍三十四観音は、忍領西国三十三観音と同時期に作られた、別名、忍秩父三十四観音とも呼ばれる、秩父三十四観音の写し霊場となっています。
今回の口絵の龍昌寺は、忍三十四観音霊場の第一番札所。門前で道路がT字を描き、また門前参道の両側には水田が広がるため、伽藍をよく見通すことが出来ます。山門、奥に見える本堂の甍、そして山門の横に鎮座している石碑群をスケッチ。セピア系の配色でまとめています。