<<参考情報>>reference
・1996年(平成八年)に再興。
・千葉県の中央部。旧上総国一帯に点在。
・札所会あり。事務局は高蔵観音。
・巡拝は木更津市の高蔵寺から。初段はいきなり外房の御宿#07札所に向け房総半島の尾根を越えていく。とは言えすぐに取って返し#13札所は内房沿岸となっている。その後内房沿いを練り歩きながら北上し巡拝を重ねていく。終盤は市原市から一気に山武市成東に飛び、さらに結願は芝山町の観音教寺へと飛ぶことになる。
<<ぷち情報>>petite info
上総にはお薬師様だけでなく観音様もあっぺよー。
上総三十四薬師霊場の巡拝に引き続き、旅の舞台は新上総国三十三観音。同じ時期1998年に再興されたといわれる。薬師霊場同様に、内房~房総丘陵~外房を振り回されるように歩くことになる。
今回の口絵の歓喜寺は新上総国三十三観音霊場の第五番札所。八脚門の山門。入母屋型の屋根を有し、堂々と参拝者を迎えてくれる。本堂は山門の先、長い階段を上ったところにある。絵はそんな佇まいを山門のコスミの位置から描いています。