<<参考情報>>reference
・1994年(平成6年)塩入安三郎が再興と云われる。
・栃木県鹿沼市の市内広範囲に点在する。
・堂宇の比率が高く廃寺は数カ所あり。案内板などはない。
・巡拝は鹿沼市千手山公園の千手院からスタート。前段は東武日光線沿いに北上していくことになる。わかりずらいところが多い。その後鹿沼市の東エリアを南下しながら巡拝。中盤以降は西エリアの山間部へ。この辺りもわかりずらいところが多く、事前準備が必須である。最後は街中に戻ってきて結願となる。
<<ぷち情報>>petite info
な~るほど。日光例幣使街道かあ。
鹿沼の地は戦国期には壬生氏により鹿沼城が築城されている。江戸期に入り鹿沼藩が立藩され、その後日光東照宮奉献のための日光例幣使街道が整備され、鹿沼は宿場町として栄えている。近世に入ると関東大震災後の特需もあり、木工業を基軸として街が発展し現在に至っている。
今回の口絵の永林寺は、鹿沼三十三観音霊場の第九番札所。寺領の入口の石柱を過ぎると、参道は本堂に向かいながら横方向から近づくことになる。 そんな参道よりの一枚である。